統一教会の政治家支持そして芸能人が選挙に出る共通点

統一教会の政治家支持と有名人の選挙への立候補は同じである記事アイコン 未分類

故 安倍晋三氏そして自民党と統一教会の関係に大批判です。

私自身は統一教会が支持層でも全くかまわないと思うものです。

さらにいえばタレント候補に嬉々として投票しながら、宗教は嘘で危険と思うわが国の感覚は誤りです。

流行に理性はない

海外のことはあえてのべません。

わが国で宗教が危険といわれる理由は非科学的だからとされるからです、インターネットがある時代に「神様」は嘘だと。
ついでにいえばオウム真理教はいまだ記憶に新しい。科学の合理性がない宗教はすべからくインチキくさいというわけです。

その合理性ですが、世の風向きをみる営業として世間の流行に理性を見たことはありません。

有名・人気・ランキング・コスパは感じさせて成功する

人気・ランキング・コスパ、といいます。
宣伝は主流の理由を詳しく述べません。

むしろ書けば宣伝として失敗で、説明せず感じさせて成功です。
見る側に論理を入れさせない、事実入っていない。

タレントなど芸能人がいい例ですが、歌や芸の良し悪しでは売れません。根拠なく有名かどうかだけが全てです。

有名に憧れる気持ちはねたみと表裏で、論理で説明できない。

これは文学や芸術、あるいは宗教の力を借りないと説明がつきません。
西洋をほめたくはありませんがこれが神学のある理由で、おかげで彼の地で人文科学の質は高い。

合理性しか信じない人ほど簡単にだまされる・美容、ダイエットと同じ

いっぽう合理性第一ほどオウム真理教のようなものに引っかかります。
当時なぜ高学歴や専門家が入信したのかと世間は怪しみましたが、物売りからすれば自明です。

目に見えるもの・正誤の説明がつくものしか信じないからです。

そして人は見たいものしか見ませんから奇跡を見せるのは簡単で、現に目の前に示されると言葉を失い、どんな愚かしい「奇跡」であっても信じる。

世の合理性とは「流行」と「損得」だけ

営業として申し上げれば新興宗教は健康食品や美容・ダイエットの商売と同じで、
合理性しかわからない人をだますためのものです。

物売りなればこそ、だから大方が叫ぶ「宗教は危険・嘘」という意見も話半分あります。
わかりやすく目の前で奇顕奇瑞を見せられたら手もなく信じる人が多数とわかっているからです。

そのわかりやすさも、たかだか損得あるいは何が流行かを見分ける程度。

だいたい世間を正しいか間違っているかで分けられると思うこと自体、ろくな知恵はないとわかります。

いくら止めても似たような詐欺に引っかかるでしょう。

人気ある芸能人や売れているもの、話題のお店やスイーツを気にせずにいられないものが、きっかけあって新興宗教にだまされないはずがありましょうか。

統一教会の信者はアイドルの代わりに宗教を選んだにすぎません。

宗教の政治家支持とタレント・インフルエンサーへの投票は同じ

だからタレント候補が立候補します。
現代においてこれが政治が清濁併せ呑むことです、必要悪といっていい。

政治に宗教が関わることとタレント候補に投票することは同じです。

きっかけが統一教会(世界平和統一家庭連合)への入信か、それともテレビ・ネットで有名かの違いにすぎない、中身は関係ありません。

流行・有名度で良し悪しを示さないと候補者を選べない人が一定数いるのです。

民主主義は政治がわからない人も集めなければ政治はできない

全ての人に政治的な判断力がそなわっているわけではないことは、「いい人そうだから」という投票理由が多いことでわかる。
しかしそれらも参加してもらわねば政治は成り立たない、だからタレントやテレビでによく出るだけが理由の有名人を立てるのです。

タレント候補はなかば嫌々立てるものです、その他大勢をかき集めるためで、理想を実現するとはそういうことです。

あまり言われませんが、民主主義では崇高な理想はあれど支持がなければ意味はない。
メディアは知りませんが、汚い商売といわれつづける政治家でその矛盾に悩む人はいます。

でなければ数十年その世界でやってきて、誰が喜んで芸能人やインフルエンサーなんて手合いを立てるでしょうか。

有権者の声は神の声というメディアのポピュリズム

なお政治がわからないということはあって当然と思います。むしろ尋常な庶民ほど遠いはずです。

だから投票しない代わりにタレント候補にも入れません。その代わり政治論もしないし見ない。
皇室報道も穏やかに見る。投票率が100%でないには訳があります。

政治はほとんど才能に近いもので、本来限られる。だから国民すべてが口から泡を飛ばして政治論をたたかわすような社会はかなりの異常事態です。

しかし全員にその才能があると何の疑いもなく決めてかかることはそれ以上に危険です。

メディアがたちが悪いのは、有権者の声は神の声とやることです。

おべっかですが真に受けるのも出てくる。
タレントやインフルエンサーに嬉々として従うもののどこが神でしょう。

これがポピュリズムで、統一教会のほうが怪しまれているだけまだ安心できるほどです。

被害者の救済しか言わない統一教会報道の理由

日本弁護士連合会:破壊活動防止法適用に関する声明

統一教会(世界平和統一家庭連合)と故 安倍晋三氏の関係からいきまく人がいますが、本当にそう思うならば同宗と信者を法的に禁じ取り締まれというべきです。

今頃になって反社会勢力として国が取り締まるべきだったといいます。私権制限は絶対反対のくせにどこで善悪を分ける気でしょうか。

オウム真理教のとき、破壊防止法の適用にメディアは大反対でした。

政治家批判に偏るのは私権制限にふれたくないから・粗雑な憲法も論じない

メディアが被害者救済しか言わないのは、信教の自由に話が及ぶと都合が悪いからです。人権を制限する話に入ってしまう。
しかも宗教団体の信者はメディアの良いお客で、宗教新聞などの印刷請負は長く続いています

肝心の話は用心深く避けるあの騒ぎがジャーナリズムでもなんでもない理由です。

なお思想の自由と信教の自由をいきなり分け、しかも宗教と政治のかかわりを禁じるわが国の憲法はきわめて雑な文章ですが、あれだけ騒いでそのことに触れるものはない。

国葬の話もそうですが、七十五日でしょう。気にせず行えばいいのだと思います。

なお個人的になんの宗派でもありません。営業は縁起をかつぐ商売ですが実は神社も行かない。
宗教は奇跡奇瑞のためのものではないからです。

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