国葬反対は嫉妬ゆえ・海外の称賛は許せない

安倍晋三元首相の国葬反対はメディアの嫉妬が理由_記事アイコン 未分類

国葬に反対する理由は、とどのつまりねたみです。そもそもメディアは神格化が大好きでそこに反対のいわれはありません。

故 安倍晋三氏の海外での高評価がカンに触ったのです。

わが国で正義と海外通はマスコミとそれが認めた有名人だけです。自分たちが「汚い政治家」とよぶものが海外で称賛され、あまつさえ国葬など許せないでしょう。

有名人好き・メディアは神格化が商売

スキャンダルで食べているワイドショーが国葬反対の先頭です、良心の代表とばかり国葬は政治家の神格化とする。しかも故人は宗教勢力と結託した大悪人といいます

ワイドショーというところが面白い、人気が許せないのです。

アイドル、タレント、スポーツ選手・有名人の冠婚葬祭と浮気に離婚

実はメディアは神格化大歓迎です、有名人は商売がそこにあるといっていい。

対象が自分たちである限りは。

さながら北朝鮮のごとく生きていてやり、死んでなおいい。浮気やDV、離婚はさらにいい。

芸人やアナウンサー、スポーツ選手の死は涙を流して悲しみ、葬儀の様子を繰り返し報じる。ワイドショーの稼ぎ場です。
国葬反対の一般人も喜んでみる。

葬式がいかに盛大か、花はどのぐらいあって会葬者は誰かを細かく報じるところ、営業が取引先の葬儀を報告するに似ております。

法人関連で一番大事で、もっともくだらない業務のひとつです。

葬列の沿道に集まったひとびとは安倍晋三氏をカリスマとは思っていない

しかし7月12日、葬送の沿道に集まった数万の庶民は安倍晋三氏をカリスマとはみていません。
彼の見識と施策、そして悪口雑言にに耐えた実行力を称え、そして無慈悲な最後にやりきれない。

だから誰言うとなくあの通りに集まったのです、すでに「国葬」はここから始まっています。

政治家の死はマスコミにとって大きな商売

わが国に続く政治家の報道として、持ち上げられ、落ちぶれ、寂しく死ぬというものがあります。
「いじめ反対」が聞いて呆れますが、人をはずかしめて商売にする。見る方もみるほうです。

故 田中角栄氏がわかりやすい、営業ならば一度はこういう宰相が出てくれたらと思う人です。

生前は「今太閤」から「闇将軍」へ、そして目白の私邸で寂しく物故しています。
一個人をさして闇将軍などと何が人権かと思いますが、故人の生前から死にいたるまで、彼をおとしめ続けることであますところなく商売にしました。

しまいには「惜しい人を亡くした」とやった。
常に正義の権化でしかもかねになるのですからこれ以上の快はありません。

営業渡世ではこれを「善人面(ぜんにんづら)」とよびます。

メディアを越える人気は許せない・支持を集める国葬への恐れ

しかし故 安倍晋三氏の評価は生前から彼等の手の届かないところにありました、これがいけない。

日本のメディアと知識人は海外に弱い。正義と教養の根拠だからです。

「海外通」はメディアとそれが認めた知識人だけ

国際政治における安倍晋三元首相の見識はひろく認められており、「自由で開かれたインド太平洋」は西側の政治家と報道ではさながら流行語のごときキーワードです。

いっぽう国際化や日本の遅れを説いて教養の日本のメディアと知識人は明治以来の「国内専用」で、これまで海外から一顧だにされない。

そもそも「芸人が専門家のように語る変わったメディア」というのがわが国のマスコミに対する海外評です。

そこに非業の死です、海外の公的機関が半旗を掲げた。
これでは故人への共感しか集まらない。
宣伝もしないのに葬列の沿道に数万の人が集まっては面目まるつぶれです。

反対というよりネガティブキャンペーン・知識人とワイドショーが一番熱心な理由

反対というより逆上したのです、ほとんどネガティブキャンペーンとなりました。

メディアとの眷属(けんぞく)にとって、彼らを超える正義や人気はあってはならない。

大学教授や弁護士がいきりたつ一方、迎合とスキャンダル以外にないワイドショーが熱心に国葬を反対する理由であります。

日本の常任理事国入り可能性を示した安倍晋三氏

海外で称賛されているかどうかは国葬の第一理由ではありません。
故 安倍晋三氏にとって外交はあくまで国を保つ術(すべ)で、それゆえに内外の業績です。

半導体への新規投資はアメリカと日本のみ・EUではない

ウクライナ侵攻と中国の膨張政策のなか、日本は米国に次ぐ安全な投資先と思われ始めました。

10年前1万円すれすれだった日経平均は今2万9千円に迫っています。
今も日銀の黒田総裁は毀誉褒貶(きよほうへん)に動じることなく金融緩和を継続しています。

そして半導体産業は復活しつつある。

10年前に大半が失われた分野であり、往時を知る営業にとって信じがたい話です。

欧州からも強力な誘いがあるもののTSMCはEU圏内への投資を全く検討していません、アメリカか日本だけです。

「自由で開かれたインド太平洋」という政治・憲法9条で海外は動かない

憲法9条のような正義でこういうことはない。

あれは「政治はいらない」と簡単にいうものと同じで、問題の解決に興味も能力もないほど支持するものです。
長く非武装中立を唱えた社会党はどの国からも阿呆扱いでした。

今でさえ中国に投資した製造設備を日本に持って帰れないことは中小企業の常識で、「話し合い」には応じない。
彼の国との商売はとても厳しいところにきております。

安倍政権の数年間がなければウクライナ侵攻の今、中国が今の脅し程度で済んでいるとは思えません。
営業にとって安倍・黒田コンビはさまざまに頼もしかったのです。

なおわが国で外交は政治家の得点になりません、しかし故 安倍元首相は西側世界の価値観を変える構想を持ち込んだ。
力量があったのです、おそらく日本の政治家で初めてでしょう。

西側首脳の誰もが苦手としたドナルド・トランプは「自由で開かれたインド太平洋」という言葉に瞠目(どうもく)したといいます。

「常任理事国」支持の驚き・ドイツはメルケルで信用を失った

なにより常任理事国入りへの支持です、本当に驚きました。今まで可能性すらなかった。

リベラルが好むドイツにその話はない、「熱狂しやすいドイツ人」が欧米での通り相場です。

安倍晋三氏と活動時期の重なるアンゲラ メルケルが正義と人道を振りかざしやりたい放題の結果、ドイツは欧州で信用を失いました。

国葬というからにはそれだけの訳があります。

海外からの弔意が嫉妬をあおった

安倍元首相が存命していて常任理事国入りが決まっていたならば、おそらく同氏の粗探しはもっと激しいものとなっていたかもしれません。

無惨に殺された死者を悪人として鞭打つのはよほどです、海外からの弔意と評価があれほどなければ国葬への反対も今ほど激しくなかったでしょう。

有名無名を問わず叩く全員は共通して正義を唱えています、自分は良心的で正義であると思えばほとんどなんでもやれる。

反対は嫉妬だと思うゆえんです。

なおこの国葬が中止されたりふさわしい品位を以て行われない場合、後代というよりその直後から、日本人は愚か者と思われるでしょう。
そういうところを海外は見逃しません。

1989年の大喪の礼のごときは避けてほしいと思っています。

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